アクリル絵具
もともとは、油絵具の代用として、開発された絵具です。
油絵具って乾くまでに時間がかかり、次の筆を入れるまでに
時間がかかるるんですよね。
まぁ、その時間が作品を見直す時間でもあるのですが・・・。
乾く時間を早くして、油絵具と同じような表現が出来る絵具と言う事で
アクリル絵具が作られました。
油絵の具の代用ですので、最初はボリームのあるコテコテの使い方が
主力でした。
乾けば、下の絵具が溶けず、上に重ねた絵具の色が生きる
簡単に言えば、黒の上に、真っ白を描けると言う事です。
その特性から、様々なアーティストが使いだし、代用としての絵具が、
「アクリル画」という世界に変わりました。
さらにメーカーのアクリル絵具の開発で、
アクリルガッシュ絵具(不透明)とアクリル絵具(普通)の二種類が
あります。その他に色々な表現の補助としてメデュムという溶剤があり、
ザラザラ、ボコボコ、ツルツルと表現を高める要素のある専用の
補助画材もあります。
ab-絵本創作塾でも、色々な画材の使い方のひとつとして、
アクリル絵具の使い方も講義します。
自分の絵の特徴として、描きながら修正して絵を完成させる人に
向いています。
ただ、乾燥が早い事、乾くと溶けない事を意識しないと駄目です。
パレットや筆が・・・二度と使えなくなります・・・。
パレットは使い捨て系のペーパーパレット、筆は腰の強いナイロン系の
筆が使われてます。
使う度に絵具のついた筆を乾かさないように洗う事が大切です。
表現に向き不向き、使い勝手に向き不向きが出るのが画材です。
自分に合った画材に出会うのも大切な事かもしれません。
出会って、突然に絵が変わる人・・・多いですよ
<文責・ab-絵本創作塾 塾長 須田繁太>
ab-sousaku (土曜日, 06 4月 2013 08:53)
さすがートミねーって感じでコメントが書ける
塾長 (土曜日, 06 4月 2013 08:47)
感想・ご意見がかけるよ