絵本の文章は、
その活用の違いにより
他の文章作品とは、違う特徴がある
他の文章作品は、基本は自分で読む事
しかしながら、絵本の文章は、自分で読むという事以外に
読み聞かせという活用がある
読み聞かせという重要な活用に耐えられる文章作りが
絵本の文章には必要である
読み聞かせ・・・
読み手と聞き手
その両方に合う文章作りが
絵本の文章作りに繋がる
では、どうすれば良いのか?
それは、声に出して絵本の文章を読み上げる事
すらすらとリズムに乗って読めるか?
言葉に使い方が最善か?
何度も、何度も読み上げ
すらすらとリズムに乗って
歌のように読み聞かせれるか
そういう仕上げ作業が、より絵本の文章を磨く
作った作家が、すらすら読めない文章を
他人が読めるものではない
暗唱する位に読み込み
仕上げをすれば
おのずとして、文章の余分な所、表現が悪い所が
見えてくるものだ
年齢に合った言葉使い
リズム
言い回し
言葉の反復
これが、絵本の文章の特徴でもある
絵本の文章は、詩的要素が多いのではと思う
絵と文が重ならないのは、基本ですけどね
以上、絵本の文章の特徴とその磨き方でした。
<文責・ab-絵本創作塾 須田繁太>