原稿用紙に書いた
絵本の文章を
場面ごとに区分けして
絵とのバランス、流れを考えて
どんどん、文章を削っていく
絵本の絵と文章が、重複しては駄目なのが基本
あっ、その前に文章が先に出来てる事を前提に話をしていくね
新しい絵本の構想が浮かび、原稿用紙に書き
ストーリーが完成
その次に、一番自分が絵にしたい部分を考える
もちろん、その場面を絵に描くわけだ
描きたい場面を描く
そして、文章で表現するより、絵本の絵にした方が、通じる場面を絵にする
イメージが文字では、伝わり難いような部分を絵にするのだよ
そうやって、絵と文章でお互いに助け合って一冊の絵本が完成する。
でもね、それで終わりではない
絵本の中に入れる文章を、整理整頓してスリムにしていかないと
流れる文章が作れない
それのこつ・・・
「絵本の文章は、声を出して読む」
絵本って、親が子に、子が自分で、人が人に(読みきかせ)されるものである事を忘れては駄目
自分で、声を出して読む
すると、引っ掛かる文章、読みにくい文章とかがあると止まる
止まらないように、改善する(言い回しを変えたり、言葉を変えたり)
理想なのは、文章だけ読んでも、その絵本が伝わらない
絵だけ見てても、その絵本が伝わらない。
絵と文章が合わさって、はじめて、その絵本が理解出来る
それが、絵と文章のハーモーニーなのだよ
あっ、これって某専門学校のHPで読んだかも・・・
あそこの文章は、全て僕の文章なので・・・重なるのも当然
もちろん、ここは本人が書いてるパクリではないからね(笑)
簡単のようで、奥が深い・・・絵本の文章
あっ、慣れてきたら
文字を入れる場所を最初から考えて絵の構図を考えるんだよ
絵本の中の文字も絵本の絵の一部、バランスとか文字の読みやすさとかに
影響するからね
でも、今はデジタルの時代・・・なんとでも、加工は出来るんだけどね。
<文責・ab-絵本創作塾 塾長 須田繁太>