時間を掛けたら、良い作品なのか?
それは、違うのである
何に時間を掛けているかによるのである
原画自体が、とても描くのに時間の掛かる描き方なら別だが
そんなに時間の掛かる絵でも無いのに
原画描きに時間が掛かるのは
単に準備不足で
迷い迷い原画を描いていて、時間が掛かっているのである
それは、無駄な時間の使い方である
また、自己満足の為にだけ 時間を掛けていても
ダメな描き方
自分だけが、拘っている小さな部分や無意味なこだわり
それは、自分では良いと思っていても
無意味なこだわりなのかもしれない
誰も、気にしない部分にこだわり
時間だけが、掛かるが
もっと、こだわる大きな部分があるのに
小さい事に拘っていると・・・大きな部分が見えなくなり
作品としては、難しいのである
無駄な時間が、原画を描く時に掛かる人は
それは、準備不足
色々な段階の準備を積み上げて
本当に原画を描く時に迷わないようにして準備し
描く事にだけ、時間を掛ける
それが、良い時間の掛け方なのだろう
1、2枚の原画を描くのに何ヶ月もかかるのは
間延びした絵となり
勢いもエネルギーも感じないものかもしれない
原画を描くという事は、思考する段階では無く
描く作業の時間なのである
そこで、迷い悩み描く事は、準備不足の証なのかもしれない
その段階の自覚があると何が不足しているのか
曖昧に進めたしわ寄せなのかもしれない
準備は確実に着実にの大切さを知るのかもしれない
段階ごとの準備
段階ごとにクリアーしていく着実さ
そこで、時間を掛けるのは良い時間の掛け方でもある
準備に時間は掛かるもの
原画描きには、描く事以外の時間は必要無いのあろう