みんなは、「ウォーリーをさがせ」を知ってますよね
あの赤いしましまの服の人
あの絵本は、イギリスのイラストレーターが1987年に作った絵本で
世界的に大ヒットしたもの
日本でも、相当ブームになったよね
あのごちゃごちゃの中から、ウォーリーを探すのが
ゲームをしているような感覚で・・・大人も楽しい
似ている人、変な人もいろいろと描かれていて
その人たちが何をしているのかを考えるのも楽しい
そして、見つけたときの達成感
なかなか見つからないときのイライラ感もあるけどさ
そんな楽しい絵本
でもね
そんな絵本なのに
日本の松岡享子さん文・加古里子さんの絵の「とこちゃんはどこ」って絵本を知ってると「あれ?}って思うかもね
この本は、1970年に福音館から出版されてる
ウォーリーより17年も前に出されてるんだよね
全ページが、捜す場面ではないけど、それでも良く描いてあって
たのしい絵本だよ
日本の絵だしね
そう考えると、日本の絵本も凄いね
ただ、もう書店ではないかもしれないから、図書館とかで見つけて
読んで下さい。
一応、生活と遊びを豊かに想像させ、広げていく絵本としては、3歳前の子どもにとってはとても良い絵本となっているよ
字も読めない子が、自分で絵をみて楽しめるって絵本だね
でもね、ウォーリーはイギリスの出版社だから、訴えられなかったけど
日本の出版社がもし・・・同じようなの出したら・・・訴えられるんだろうね
なかなか、難しい部分もあるけどね・・・。
ab-絵本創作塾 塾長 須田繁太