心を動かさないと駄目
人の心を動かさない作品は
どんなに自己満足していても駄目なのである
見た瞬間に、「凄いなぁ〜」とか「なんだこれ!」とか
人の心が動くものでなければ
なかなか、世に出ない
なぜなら、「うまいなぁ〜」とか「おもしろいなぁ〜」なんて
レベルは、幾らでもあるからである
ある程度の技術や技法で絵を描いたり、作品を作れたとしても
そこに自己満足が入ると 成長が止まる
甘さが出ると「こんなもんだ」と低いレベルでの判断で
満足してしまうのである
技術や技法は、誰でも身につけれる
誰でも、身につけれると言う事は
幾らでもあるというレベル
幾らでもあるレベルなのに満足していたら
もう一歩先のプロには成れない
人の心を動かす
どんな意味であろうと、感動させる
バカバカしくても、人を越えれば感動となる
感動・・・感じて心が動く
それは、伝え力
その伝え力を鍛えないと駄目なのだろう
上手い絵でなく、感じる絵・伝わる絵が大切
とくに絵本の絵は、上手い下手の概念の無い
感じる感じないの概念の強い世界
絵としては、下手なのに 世界的ロングセラーとか
何も無い、バカバカしいだけなのに歴史に残っている絵本
沢山あるのである
人の心を動かす、何かがあるからだろう
それも、本能に訴えるような何か
だから、世代を越えても愛されている
そんな作品を作るなら
自分の心を磨かないと駄目だろう
もともと有った感じる心を取り戻す
そして、感じる心を磨いて 自身の感性を高める
思考を深めて、自身を高める
そして、それが表現されるようなものを作る
自分の心を磨き、それを伝わるように作品を作る
それが、人を感動させる作品に繋がるのだろう
抜きに出る
それは、人を越えると言う事
人を越えるには、人と同じレベルでは駄目
普通を越える
常識を越える
そうすると、人の心を動かせるのかもね