孤独にこそ、プロの道あり

 

絵を描くのに仲間は必要か?

答えは、必要ない

ましてや、きちんと自分の絵が確立していない

学びや修練の間なら、特に必要ない

 

逆に、なぜ・・・必要と思うのか?

その心のどこかに、他者との比較がある

この程度だとか、凄いとか・・・どこかでじぶんと比較して

良い刺激になる部分や安堵して甘くなる部分が生まれる

それは、自己満足のために必要と思っているのであり

自分の絵の確立には、必要のない事だ

 

他者から、刺激を受けたいなら

プロの作品を見れば良い

レベルの高い作品を見て、目を養う

それは、自分の力となる

まだ、未熟な学んでいる過程の人々の作品なんて見ても

プラスになる事なんて、ないのである

 

絵は、自己世界の確立が大切

自分が、描こうと思った事を描けるまで描く

自分の絵を磨き上げる

それによって、自分だけの世界が生まれ

それが、作家としての命となる

 

学校とかで、学生生活を楽しむなら別だが

本当に、やる気のある学生は・・・意外と孤立していて、黙々と描いている

他者なんて、気にしていない

その強さが・・・その後の活動に繋がる

 

どんなに上手くなっても

描くのは自分で、孤独なのである

 

多くの絵画教室から、プロの絵描きが生まれないのは

ある意味、傷の舐め合いをして、甘い世界で趣味で描くから

その甘い世界で、良いと思っている

絵を学ぶのではなく、仲間を作りに通っているのだ

 

孤独にこそ、プロの道ありなのかもね

(当塾は、プロ養成の塾ですから、通信でも、通塾でも個別なのはその意味もある)

 

 

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