絵本に限らず
創作するもの全体に言える事だが
作品を客観視する眼が、とても重要
作者が、自分で客観視しても
なかなか、フラットな眼では見れない
個人の感情
ここは、時間をかけたとか
ここは、必死に描いたとか
そういう事が、入るので
自分での客観視というのは無理に近い
そこで、第三者の眼の重要性が生まれる
客観視とは、その作られた作品を
ただ、作品として見る目
頑張ったとか、時間をかけたとか
作る側の状況は関係なく
作品から感じたままを言える眼
その作品が、出版された時
読者は、みんな客観視の眼で見るもの
作者が、努力したり
頑張ったと1人ずつに説明出来るものではないからね
それは、作品が伝えるもの
伝わってなかったら
駄目なのである
駄目を駄目
足りないを足りないと
言ってくれる第三者の眼が
作品作りには、とても重要
作家は、作品作りの渦に入ってる
客観視する人は、渦の外から見る
それによって、フラットな作品評価が出来る
その眼こそ、作品を高める眼である
出版なら、編集者がこの立場
そして、感じた事を素直に言える事
言われた事を素直に聞ける事(聞けるであり、鵜呑みではない)
そこから、お互いに遠慮なく、意見を言い合い
良い作品が作られる
遠慮しての話し合いは無意味
鵜呑みも駄目
拒否も駄目
「本音の話し合い」と「納得」
それが、良い作品への道なのである
ひとりで、良い作品が作れると思ったら大間違い
作品とは、話し合って練り上げられて
作られていくものなのである。