作家になる為だけに、絵本作りを学ぶ事も無い
人生には、色んな事があり、色んな場面がある
絵本作りを学んだ後に、違う方向で働いていた教え子が
知らせてきてくれた
絵本作りを学んでて良かったというエピソード
先生、話聞いて下さい(原文引用)
去年の11月に、施設をデイサービスで利用していたおばあちゃんが、
101歳の誕生日を迎えました。その方に101歳のお祝いとして、
わたしが絵本を作り、プレゼントしました。
お誕生日会をしたその日、たまたまその方の息子さんが施設にいらっしゃっていて、
息子さんの前で絵本をプレゼントすることができました。
後日、おばあちゃんのケアマネージャーさんから、おばあちゃんだけでなく、
息子さんも大変喜んでいたと報告をもらいました。
4月の頭に、そのおばあちゃんが亡くなりました。
職員(わたしは3月いっぱいで仕事を移動しました)が おばあちゃんのお葬式に行った際、
祭壇にその絵本が飾られていたそうなんです。
それを手にして読む方もいたらしく、職員の方からメールで
すごく良かった、感動した、あの場に飾ってもらえてたのがその証拠だよと、
お言葉をいただきました。
その人のためだけに描いた、世界にひとつだけの絵本が、
こんな風な役目を果たしてくれたことも、亡くなってしまったのは寂しいけれど、
絵本というかたちで、ご家族の中に生き続けてくれると思うと、嬉しいなと。
絵本の勉強をしていて、そのおかげで、誰かをあたたかい気持ちにさせられたなと。
ああ、良かったな、嬉しいな、と。
そんな話です。
今更改めてですが、授業のおかげでこういうハッピーな思いができました。
ありがとうございます。
1冊の絵本・・・世界で1冊の絵本が作れる事だって、凄い事です
その道のプロになるから学ぶのも大切
興味があるから学んでみるのも大切
人生に無駄は無い
全て、経験値として、自分の糧になる
そんな言葉を証明するようなお話しを報告してもらったので
本人の許可のもと記事にしました