作品の深さを生み出すもの
それは、いったい何か・・・
それは、思考の深さであり
物の見方の深さである
そして、それは経験値であり
そして、体験である
思考の深さを導くのは
経験値
体験値
そういうものだと思う
どこまで、考え抜くか
どこまで、視点を変えてものをとらえられるか
それによって
思いつきの物語が薄っぺらなものから
奥の深いものに変わっていく
最初から、深いものが思い浮かぶ訳ではない
小さなキッカケから
脳を酷使して考え抜く
そういう事で、深みが出るのかもしれない
考えの視点を変えられなければ
結局、真っ直ぐの作品になり
浅い作品で終わってしまう
視点を変え、物の見方を変え
思考し思慮し
錬り込む
それによって、作品の深みが生み出されるのだろう
深みを形成する
簡単な作業としては
全てを書く事
思いつく事、ひらめいた事
それを文章でも、絵でも
全て描く
全て描いて、それから選別する
まさに、推敲力である
推敲の重ねで
ページに空間が生まれ
深みが生まれる
10ページの作品を10ページ描いて終わるのと
100ページ描いて10ページを選んで完成させるのとで
違いが出るのは当然
同じ作品でも、100ページの重みがあるのだから
これは、ある有名な児童文学者のやり方でもある
原稿指定、500枚の依頼が来たら
1500枚の原稿を書く
それから、500枚に推敲していく
思いつきや発想を縮める事無く
大きく作品を描ける
そうやって、出来た作品は、全てヒットしているし
話題になり、賞も貰ってる
やる事をやってる作品は
深いと言えるのかもしれない
「作品の深さを生み出すもの」
色々な作家の姿勢や、原稿の書き方を知ってるので
ふっと、思いつきで、書いてみました。