造形の授業の時、
すぐに作り出す人
なかなか作らない人
いろんなパターンがある
すぐに作る人は、思いつきがあり、造形が好きな人が多い
なかなか作らない人は
本当は、頭に作りたいのがあるのに
自己表現の自信がなく、作り出せない人
全然、頭が造形になく、何も考えてない人
まわりを見て・・・ちょっとでも、自分の思ってる事に近い人がいると
一気に作り出したりする
中には、作り出しといて、誰も似てるのを作っていないと・・・
失敗したと言う言葉を口実に、それをやめてしまう。
周りなんか、気にするな
その周りを気にする事が、自己表現の妨げになってる
そんな時、さりげなく声をかける・・・さっきの良かったのに・・・。
そうですか? そういって再び作り直す学生と違う作品を作り出す学生が居る
次の授業のときは、自己表現を打ち消してしまった学生に眼を配り
自分の思った事を否定しないように気を使う。
言葉をかけ、良い部分を褒めて自己表現の作品を完成まで作らせる
そんな授業を1年やっていると、じょじょに僕の伝えたい事が伝わっていく
適当な学生が、適当でなくなり
不真面目な学生が、少しは前向きになり
上手い人は、上手い事が良いのでない事に気づく
授業の最後に、必ず発表させる
それは・・・みんな個性がある事を知って欲しいから
上手、下手の世界でない
保育の造形の根本を知って欲しいから
だから、子ども達にも
周りを気にする事なく
自分の思ったまま、感じたまま、素直に表現出来る環境を与えて欲しい
上手な子を褒めたら駄目
褒められる理由が分からなくても
褒められた事は、わかるから
まわりの子ども達への悪の暗示
「上手く作れば褒められる、下手なら褒められない・・・」
それを無意識に植え付けないように・・・。
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