絵本は、色々な表現や画材を使っていて
とても、不思議な世界を表している物が多い
水彩画とか固定の画材でなく
併用しての混合画材も多い
気に入ったり
魅力を感じた
絵本の絵をそのままにしておかないで
模写してみるとその技法が良くわかる
絵画の修練にも
模写は多用されている
昨日は、アクリル絵具で描かれていた絵本の絵を模写してみた
色
塗り方を重視しての模写なので
絵的には似ていないが
色と塗りは、そっくりに描けた
アクリル絵具は、乾くと使えないので
切りの良いところまで一気に仕上げないと
絵具が無駄になるから
ほんの暇潰しのつもりだったのに
結局は完成まで描いてしまった
ハガキサイズ程度なのに
三時間ほどかかったが
そんなものなのだな
絵を描いたことのない人は
パッパッパッと描けるように思っている人が多いが、そうではないのだな
やはり、時間はかかるのだ
迷ったり
悩んだりしないで
そっくりに描くだけの模写でも
理解出来ている技法でも
時間は、使うのである
絵が描けない人は
時間を使わないで描こうとするから
描けない
絵を描くには時間がかかることを
知ると
流れや、区切りやがわかり
区切り毎に集中してやれるようになる
下書き
本描き
色塗り
仕上げ
その流れを踏まえてやれば
描けないものは無いのかもね
1発本番でなく
絵の部品(絵を構成している要素のもの)を描く練習から
構図、配色、完成のイメージ
それまでが準備であり
それが、出来てから本描きの紙に
挑むのが作品作りなのかも知れませんね
2・3日前までは
パステルに填まっていたが
久しぶりの絵具
それぞれに表現や技法が違って
楽しいものだ
そんな4月の始まりの日でした