「いい加減」の意味
いい加減は、適当とか安易にとかの意味でなく
良い加減
良い加減とは、100%の力を出すために
切磋琢磨して自分を磨く、高める事をやりながら
本番や勝負の時に
余計な力を抜いて90%ぐらいの力で
やることなのかもしれない
100%の限界ギリギリの力を出したままだと
堅くなり、本来の力が発揮できない
90%の力で余裕を持って挑むと余裕が生まれて、柔らかくなり100%を越える力になるときもあるのかもだな
ただし、これには100%を自分で知らないと駄目なのである
だからこそ、練習や修練で自分を磨く事の大切さがある
良く平常心で試合に挑むという言葉があるが
その凄さと難しさと大変さ
どんな場面でも平常心
不動の心を持つことは至難の業なのかもね
絵を描く時も
同じ、下書きは良い線の絵なのに
本番の紙に描くと駄目になる絵描きが多い
本番は、本番で
下書きを写すわけではない
だいたい、下書きより駄目になる絵は
下書きを写そうとしている絵
下書きは、アタリの絵であり、完成ではない
本番が絵であり作品であり、本番なのだから
本番でも、絵を描けば良いのである
本番でも、自由に絵が描ける力量
いかに、本番までに書き込むかなのだろう
だからこそ、何度も何度も同じような事を繰り返す事の大切さがあるあるのかもね
構図や配色、絵柄やキャラクターを
下書きで固めて、思考や迷いをなくして
本番で絵を描くは
絵を描くことにだけ集中出来る段階に持っていくのが下書き
下書き100%
本番90%で、伸びと動きと情感のある絵になる
いい加減は、良い加減
余裕のある加減の事なのかもね