あの「はらぺこあおむし」で有名な
エリック・カールが、初めて出した絵本
何気ないところで、知って
その絵本を見たいと思ったのだが
あれ?
この本、有るよね(爆)
そう絵本塾の棚にあったのです
その題名は、「1・2・3どうぶつえんへ」と言う数の絵本
絵とか技法は変わらないが
初めて出版した絵本となると
なんとなく見る目が変わる
知育絵本的なのだが
それでも、自由な絵である
この作品から、世の中に絵本作家として
活躍し出したのか!と
思うと初めての絵本とは
なんとなく、価値があるね
エリック・カールに限らないが
同じ作家の絵本を
揃えると色々と感じるものがある
1冊では、その作家の本当のテーマとか見えなくても
何冊かを見ていると作家の心の底のテーマが見えてきたり
作家の生い立ちを知ると
その絵本の意味や意義が見えてきたり
なかなか作品とは深いものだな
テーマのない絵本は
作っただけの絵本
作っただけの絵本は弱い
強い作品の絵本は
しっかりとしたテーマが必ずある
もちろん、あからさまにわかるテーマでなく
隠しテーマ的に後から気づくようなテーマ
そこには作家の色々な思考や精神論など
作家の心があるのだろうね
何かを創作して何かを作品として作るときに
やはり、根底の心根みたいなものが
大切なのだろう
何気なく作っていても
生き方とか思考に真っ直ぐなものがあると
光るのは確かだな
難しいことはない
楽しく作ると言うだけでも、テーマなのだしね
楽しく作るが、読んだ人に楽しんでるよねと伝われば良いのである
伝わる伝わらない
作品の事でなく、作品を創作しているときの
作家の心が伝わる伝わらないと言うことかもね