テレビとかの裸の大将の山下 清
今日、その本を読んだ
僕自身、若い頃とは、違ってなんとなく絵をみる眼が変わってた
若い頃は、そんなに凄いって思わなかったけど
真面目な絵だなぁ〜って感心する
真面目な絵は、強いよね
理屈なしの絵だから、本当に強い
解説が要らない・・・。
山下清の絵を芸術とするかどうかってもめた時
美術界の大御所は、ゴッホに値する芸術と言い
画壇の美術家達は・・・大衆芸術だと主張した
その根拠が・・・
美術教育を受けてなく、画壇にも属さない素人が
芸術作品を作れない・・・
芸術とはなにか・・・って思ちゃうね
まぁ、今だって日展なんて、画壇の派閥争い
去年は、そちらさんからだから
今年は、うちから・・・って審査会場で聞こえそう
むかし、NHKでその審査会を暴露したドキュメンタリーがあったなぁ
現実に、絵を見ると、貼り絵が貼り絵に見えないらしい
貼り絵って聞くと・・・2〜3センチの紙片を考えるが
山下清は・・・紙片をミリ単位で貼ってるって
色も、絵具のように混ぜれないから
限定された色紙の色で・・・それを感じさせない色を出してる
(並置加法混色)
ただ・・・47歳で亡くなってしまったからね
彼曰く・・・僕は、歳とともに絵が下手になってる
なぜなら・・・貼るのに時間がかかるようになったから
スケッチなし
全て、記憶を思い出しての絵作業だそうですよ。
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