絵本なんて、なんでも自分が思った事で創作すれば良い
作家の創作論を聞くと良く聞く言葉だ
自分の描きたい事を書く的な・・・
その「なんでも」って所が、一番重要
言葉だけをとると・・・まさに、なんでも良いって思ってしまう
それは、いろんな意味で「なんでも」が作品になってる人が言う言葉
その人は、「なんでも」って前に色々と考え、迷い自分の作品として
成り立たせて、「なんでも」描いてる。
ただの思いつきではない
思いつきでも、いろいろと考えてるはず
だからこそ、作品の強さや深さがあるのかもしれない
言葉だけの「なんでも」を受け
ただ、思うがままに描いていても、作品にはならない
その根本を理解しないと、どんなに頑張っても無理
それは、続けているとわかってくる
それは、描き続けてるとわかってくる
一番わかりやすい「なんでも」は
「なんでも、丁寧に描く」
「なんでも、細かく描く」
「なんでも、誤摩化さないで描く」
誰にでも出来る、「なんでも」だけれど
それを確実にしてたら、作家だよね
才能より、努力と辛抱と忍耐・・・だね
<文責・ab-絵本創作塾 塾長 須田繁太>