向上心と自己満足
甘い世界は、居心地が良い
厳しい世界は、辛い
しかし、自分を磨くには
時には、厳しい世界を越えなきゃならない
時々のハードルなのである
それが、向上心へと向かう
甘い世界は、居心地が良いから
楽なのであるが、楽な分・・・自分磨きは出来ない
その世界に浸ると
妥協と甘えの世界となり
描いただけ、書いただけを作品と思ってしまう
そうなると自身の目が高まらない
自身の目が高まらないと
作品のレベルは上がらない
同じように毎日 絵を描いている人でも
自分の問題点を克服する向上心のある人の絵は
日々、良い方向に向かっているけど
自己満足の人は
何枚描いても、レベルが変わらない
目が高まらないから、問題点が見えない
問題点を放置して、毎日描いても、気づきがないから
変わらないのである
そして、そういう人たちには
目先だけの変化、画材を変えたり、モチーフを変えたりとする
それは、自分への刺激でしかなく
作品のレベルの向上には繋がらない
どんな画材を使っても
たとえ、CGでも
絵のレベルが有るか無いか
それは、根本的な部分だから
すぐに見抜かれてしまう
根本を磨く
底力を磨く
その上での技術や技法なのである
自分の絵の至らない部分に自分で気づく
それは、目が高まっている証
気づくと、それをなんとかクリアーしようと もがく
そのもがきは、辛くて苦しいけど それが向上心なのである
それを越えるから 階段を一段上がれるのかもね
どれだけ
もがき苦しんだかで
昇った階段の段の数となるのかもしれない
上がった階段は、苦しみを越える喜びでもある
どんな道にも修行がある
修行しないで、上にあがれる人などいないのである
修行は辛いのが当然なのである
一人前になる為に修行するのである
「良き継続は力なり」
良き継続とは、常に向上心を持って挑む事なのかもしれない
有限の時間を同じ描くという事に使うなら
「良き継続」に使いたいものですね