創作というものは
自分の人生を削る作業である
片手間でやっていて
名作が出来る訳が無い
人生の時を削り
全身全霊を賭け
寝食を忘れて没頭し
苦しみあがいて・・・出来るものである
そういうものが、作品として残るのである
それは、端から見たら
狂気かも知れない
それは、端から見たら
馬鹿に見えるかも知れない
けれど、本人には
それが、仕事なのである
気づいているのにやらない
わかっているのに変えない
それって・・・妥協だよね
妥協した作品・・・必死なのかな?
作品作りだけでなく
何かが、人生を賭けていなきゃ
必死になれないよね
夢・憧れ・希望
夢を掴む為に・・・どれだけ頑張っている?
憧れを掴む為に・・・どれだけ必死になっている?
希望を叶える為に・・・どれだけ苦しんでいる?
甘い考えで、人を越えれるものじゃない
人生は、甘くないって知ってるのに
自分は甘く考えている
「産みの苦しみ」
それは、創作にもあるのである
「産んだ喜び」
それは、創作にもあるのである
産みの苦しみを知っている人が
産んだ喜びを味わえる
それは、当然の事だよね
眠くても、気になって眠れない
食事の時間も、もったいない
お腹が、空いているのにも気づかない
そのぐらい没頭しなきゃ駄目
なんで描けないのか
なんで表現出来ないのか
何度も何度も失敗し
何度も何度も描き直し
描けない自分に苛立ち
技量の無い自分を情けなく思い
思慮の未熟な自分を呪う
それでも、あがいてあがいてあがいて「創作」する
楽しく描けるなんて思っていたら駄目だ
楽しくなんて無いのだよ
作業になっていたら、駄目だ
作業になってしまったら・・・それは、「創作」でなくなる
売れたものにしがみついてちゃ駄目だ
名作を作り続けれない
そもそも、「創作」に終着が無い
書いても描いても・・・終わりが無い
終着は、創作を止めた時なのである
作り続ける苦悩を背負っていくのである
作家とは、そういうものだと思う
そんな過酷な仕事には、つかない方が良いよ
僕は、そう思う
サラリーマンになって
会社に行って、働いて
給料貰って・・・生きていく
そっちの方が、物凄く楽なのである
「創作」を仕事にするとは・・・そういう事である
どんなプロでも
死にものぐるいに
練習や鍛錬や修行してプロになるのである
絵本作家だけが、気楽になれる訳が無い
自分の「夢・憧れ・希望」に
真正面から取り組んだ人が、作家になれるのだろう
世の中には、真正面から挑んでもなれない人が沢山いる
それなのに、片手間でなれるわけがない
「夢・憧れ・希望」を抱いているだけの人
「夢・憧れ・希望」を掴む人
その差は、本気度の差だ思う
時間じゃないんだよ
「創作」に向った時の本気度なんだよ
常に本気度を高め、維持している人が
生き残れるのだと思う
人に負けない、何かを持たなきゃ・・・
「創作」に向う時の本気度
これを考えて、作品を作ってみると
自分の方向性が見えてくるかもしれない
誰にでもなれるし
誰にでも掴める
ただし、本気で掴む努力をしているかどうかだな・・・
辛口ですが、伝わる人には伝わると思います。