あるラインを越えると・・・
日々、絵を描き続けて
どんどんと精進して
向上心を持って、前向きに描き続けていると
描く度に絵が変わったり
描く度に反省したり
その繰り返しの中で
ある時、突然
何かが理解できたような
何かがわかったような時が来る
それが、ラインなのである
そのラインに達するまで
右往左往して、迷いの絵、習作の絵から
自分の絵 プロの絵に変わる
描いただけを作品と思っている段階から
描き切った絵を作品と考え
そして、自分の思うように描けた時に
それは、作品となる
描く事が作品ではない その事は、過去にも述べているけど
それを本当の意味で理解し
そして、それを超えたときに
ラインを越えた絵となり
ブレない自分の絵
甘さのない自分の作品となるのだろう
なかなか、それは他者から教えれるものではなく
自分で、掴むしか手に入れられないもの
そこに淘汰もあるのである
淘汰されないで、粘り進む
その先に自己の絵が成り立ち
そして、プロというレベルが見えるのかもね
どんな仕事でも
プロはプロなのである
その高さや厳しさや簡単には
手に入らないものなのかもね
でも、必ず いつかは、手にできる
前向きに描く 良き継続の先に
そのラインが、あるのである