教育は、
文部科学省の管轄
ある人間を望ましい状態にさせるために
心と身体の両面に意図的に働きかける事
知識を増やしたり、技能を身に付けたり
人間性を養ったりしつつ
その持ってる能力を引き出そうとする事
それを前提に
幼稚園、小学校、中学校、高校、専門、短大、大学等が
設置管理される
それぞれにそれぞれのやるべき事のラインがあり
ライン到達の為に、教育をする教育機関である
しかし、保育所は、厚生労働省の管轄で
福祉施設である
昨今、保育所でも教育に近い事をしている場所が多いが
根本的な事を忘れてはならない
設置目的は、保護者に代わって乳幼児又は幼児を保育する場である
そこに、教育を持ってきたら、駄目なのである
そこで教える事は、教育の教えでなく、導きの教えであるべきだとおもう
導き・・・
案内する
正しい方向に手引きし、指導する
この差を理解してないと違う方向の教えをしてしまう可能性がある
教育機関の到達ラインと保育所の目標とは違うのだから
教育機関で保育士を教育で育て
教育で育てられた人が、現場で教育をしてしまうのは
仕方ない事かもしれないが、根本に違いがある事を
きちんと把握させる事が最重要課題だと僕は思う
保育の現場では、教育ではなく、導きをするのだと
それが、管轄の省の違いであり、施設の根本的違いである