保育士養成施設では、先生が学生の実習見回りをする
保育所、養護福祉施設、幼稚園と
1000箇所近くを見回ってきた経験からいうと
実習してる内容よりも
まずは、学生と園との関係を見抜き
それを和やかにさせるのが、一番の仕事だと思ってる。
学生が誉められすぎたら・・・駄目な部分を伝え
園から駄目だしされたら、良い部分を伝える
誉められ過ぎるって事は、背伸びしてるって事だし
駄目だしされたら、全部が駄目に見えてるから
反対の事を伝えて、その学生のありのままを見て欲しいと願う
実習させて頂く園も、実習生も緊張の関係で実習期間を過ごしている
直接、園にいえない事、学生にいえない事
それを聞いて、それぞれにやんわりと伝えるだけで
誤解が解ける。
そして、僕を話のネタに会話してくれる事を願う
人間関係は、コミニュケーションが大切だけど
共通の話題がないと・・・なかなか話すきっかけがないものだからね
よく言われるのが・・・不審者かと思ったら先生だったって・・・
まぁ、スーツ着て訪問する不審者もいないだろうけど
そんな事で、話題が出来るなら良いとしよう
そして、学生の固まった心が、緩むのを感じて帰る
一言、最後まで頑張れってね
学生が、顔を見て・・・涙をポロポロする時もある
学生が、顔を見て・・・蔓延の笑顔をしてくれる時もある
どっちにしても、心を開いてる関係だからなんだと思う
人と人との繋がりを重視しないと
実習見回りで、学生が更に緊張するようになるよ
自然体だから、良い所も悪い所も出せるんだからね
もっともっと、学生を知ろうとしないと
ただの、見回りで終わってしまうよ