「個性」1 東道 明子 著
個性は 一人一人 全ての人が持っています
人だけてなく、自然界にも存在すると言えます
例えば、足の早い動物、足は遅くても、身を守るに上手な動物
それらの中には、亀 アルマジロもいます
又、擬態で身を隠す虫もいます
大きい木に寄生して育つ植物 動物や
風に実を託して 自分の子孫を遠くに運ぶ物もいます
言って上げれば、きりがありません
みんな 生きて 子孫を残すための知恵として個性を持つのです
しかし、人は人として 生きるために工夫する事の中で
欠点まで、持ってしまいました
又、それらと共に、個性はそれぞれ違っていて一人として
同じ個性の人は居ません
それは、お互いに補い合いなさいと教えられているからです
その証拠に、陰もあれば陽もあり
プラス思考 マイナス思考とそれぞれに違った形の心を持つのです
あの人は自分にない物を持っていると心を引かれる
それは、当然のことです
「個性」2 東道 明子 著
そして夫婦も陰と陽です
プラス思考の人の方が、成功率も高いと言えます
そして、個性を持つ多くの人が集まり
何かを起こそうとした時、ぶつかるのも当然です
物事を深く考え過ぎて失敗する人、物事考えずに失敗する人
プラスだけでも、マイナスだけでも、うまくいきません
マイナスばかりでは、前進なく、やはりプラスも必要です
陰性の人は、出すぎる陽性を立ち止まらせる
つまり、考えさせる事が出来るのです
楽しくしてあげられる心の人も大切ですが
そこに、プラスやマイナス両方の良さが出てくるのです
プラスとマイナスの半々で助け合う
そんな事の中から愛と言う優しさも生まれるでしょう
愛する事によって 欠点は欠点でなくなります
あまり人の良い面ばかりみていても
常に肩を並べていれば、悪い面が目立ち次第に
悪い面ばかり、目立ってしまいます
人には、長所短所が必ずあります
全ての事を黙秘する事も、覚えて置きましょう
個性の中には、お人助けの素晴らしい人もいるでしょう
しかし、行き過ぎるとおせっかいになります
折角、自分は尽くしたと思っても、逆の結果になります
現代の世の中、困っている人がマイナスに考え始めると際限がありません
心が落ち込むと 悪い方にばかり 考え込んでしまいがちです
「個性」3 東道 明子 著
あまりの辛さに、うつになる人もいます
マイナス思考の人がいるなら、
引き上げてあげられるプラス思考の人が必要です
プラス思考の人も 周りの状況を考えずにのぼりつめて
自分が一番と考える人が居れば、それで失敗したり
後で、苦労することも多いのです
一人で考えてプラスでいくより、
ジックリ考えて立ち止まったり、引き返しながら考えながら、
感謝しながら前進することが、大切かもしれません
又、そうするには周りに注意したり、励ましてくれる人も必要です
プラス思考マイナス思考のどちらの人も、ほどほどが大切です
行き過ぎは、後で悲しい結果になりかねません
両方が、バランス良く引き合ってこそ、人の道と言えるのです
良い心の持ち主は、幸せな心でいられます
全てのことをバランス良く 考えなくてはなりません
困っている人には、手を貸してあげましょう
働く事の方を教えてあげましょう
働く事の喜びも教えてあけましょう
知恵の素晴らしさを教えてあげましょう
健康も、動きの中にあります
心豊かにいられる人の中にも育ちます
必要以上に欲しがらずに還元する事も考えて
多くの個性ある人が、集まって助け合い補い合ってこそ、
世界は丸く収まって行くのだと考えることが必要です
どうすればそれができるのでしょうか
考えることが必要です
又、自身を誉める事も大切ですが
必要以上に誇張して誉めてしまうと嫌みになる事も
知っておかなければなりません
過信は、神の好かれない心です
なぜなら、それを聞く人は不快になり
あなたに不快感を持ってしまうからです
平成20年11月1日
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